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メタデータ/決定事項/主要議論/宿題の 4 段議事録と、要確認付記ルール、許可ツール限定運用を紹介する。
録音・走り書きから議事録を起こす際に、決定事項を確実に拾い、雑談を捨てる型を扱う回。
議事録には 3 種類の情報が混在しています。
本当に価値があるのは 1 つ目だけです。2 つ目は次回の会議で話を蒸し返さないために残し、3 つ目は基本的に不要です。
議事録テンプレの最大の役割は、AI に渡した素材から「1 を確実に拾い、2 を簡潔に、3 を捨てる」ことです。
実務で使える議事録は次の 4 段です。
AI に渡すプロンプトは次の形になります。
あなたは会議の議事録作成担当です。以下の素材から、4 段構成の議事録を作ってください。
素材:
- 会議メタデータ:[日時/場所/参加者/議題]
- 録音文字起こし or 走り書き:[全文を貼る]
出力規約:
- 「決定事項」は表形式(行動主体/期限/内容)
- 「主要な議論」は論点ごとに 100〜200 字
- 雑談・脱線は除外
- 不明瞭な発言は「※要確認」と付記
- 名指しの引用は最小限(必要な場合のみ)
「※要確認」を付けるルールが重要です。AI は不明瞭な発言も無理に解釈する傾向があるため、これを抑制します。
録音から議事録を作るなら、まず文字起こしツールでテキスト化し、そのテキストを AI に渡します。
注意点:
会議録音は機微情報の宝庫です。「文字起こしを ChatGPT に貼った」ら、社内規程違反になる業界が多くあります。許可ツール一覧を必ず確認します。
録音がなく、走り書きしかない場合も AI で要約できます。
走り書きの典型的な状態:
AI には「次の走り書きを、論点ごとに整理し、決定事項を表に抽出してください」と指示します。AI は論点を勝手にまとめ直すので、走り書きの順序が乱れていても問題なく要約できます。
主要な議論の要約は、AI が一番苦手とする部分です。次の 2 つを指示に入れると品質が上がります。
論点を絞る指示がないと、20 個の小さな論点を並べた読みにくい議事録になります。賛成・反対を書かせると、議論の温度感が伝わる議事録になります。
会社や部門ごとに議事録のスタイルがあります。
過去の良い議事録を 1〜2 本、プロンプトに例示として渡すと、自社らしいスタイルで出力されます。
AI 出力をそのまま公開するのは危険です。次の 3 段でレビューします。
3 段の所要時間は通常 15〜30 分です。AI なしで議事録を作る時間(60〜90 分)と比べて半分以下になります。
ただし、決定事項に誤りがあるまま公開すると、後で「言った/言わない」の問題になります。1 段目の確認だけは省略しないでください。
議事録テンプレでよくある失敗は次の 3 つです。
3 つ目を避けるには、プロンプトに「会議の本筋から外れた話題は要約しない」を明記します。
次話から有料章に入ります。提案書ドラフトのテンプレを扱います。
この回のまとめ:
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テンプレ化できる仕事の 3 条件と、良いテンプレ 4 要素(役割/構造/規約/例示)を扱う入り口回。
社外宛てメールを依頼/案内/報告/お礼の 4 系統でテンプレ化し、言い回しを安定させる回。
録音・走り書きから議事録を起こす際に、決定事項を確実に拾い、雑談を捨てる型を扱う回。
顧客課題から提案 1 枚を起こすテンプレと、フル版への展開手順を扱う回。
週報/月報/案件報告を読み手別に 3 型化し、判断を促す報告書を作る回。
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