9 話分を A4 1 枚に束ねる
ep01-09 で扱った観点を、現場が使える A4 1 枚の判断シートに束ねます。100 ページのガイドラインは誰も読みません。実務で機能するのは 1 枚です。
判断シートは、AI を使う前に 30 秒で見て、「使ってよい / 条件付き / 使わない」を即決できることを目的にします。
判断シートの 6 項目
判断シートには次の 6 項目だけを並べます。
- 1. データ分類:禁止 / 条件付き / 自由(ep03)
- 2. 法務分類:著作権 / 個人情報 / 商標 / 業法(ep04-07)
- 3. 正確性要求:高 / 中 / 低(ep02)
- 4. 公開範囲:社外公開 / 顧客向け / 社内のみ(ep08)
- 5. AI の関与レベル:下書きのみ / 確認補助 / 自動化(ep07)
- 6. 承認者:本人 / 上司 / 法務含む 3 者(ep05)
6 項目をマトリクスにすると、「禁止データ × 社外公開 × 自動化」のような組み合わせが赤、「自由データ × 社内のみ × 下書きのみ」が緑、と一目で分かります。
判断シートの実装例
A4 1 枚の構成は次のようになります。
- - 上段:禁止 4 項目(顧客個人情報・未公開事業情報・第三者機密・認証情報)
- - 中段:6 項目マトリクス(行:データ分類・正確性、列:公開範囲・関与レベル)
- - 下段:3 ルール(特定作家風指定禁止・出力検査必須・最終責任者明記)
裏面には NG 表現リストと、事故時の連絡先を載せます。これで「ガイドライン」は完成です。