第7話|業法・規制 ── 業界ごとに違う「AI に任せてはいけない判断」

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公開 2026-05-01

医師法・金品法・弁護士法・教育法といった業法の下で AI に任せてよい仕事と任せてはいけない仕事を 4 ステップで分類する方法を紹介する。

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業界ごとに「AI に任せてはいけない判断」がある

著作権・個人情報のような全業種共通の規制とは別に、業種固有の規制が AI 活用の壁になることがあります。医療・金融・士業・教育・建設・運輸など、専門資格や許認可が前提の業務では、AI の使い方も別ルールが必要です。

医療:診断・処方は人の判断のみ

医師法・医療法は、診断・治療方針の決定を医師の独占業務としています。AI は次のように使えます。

  • - 画像読影の補助(最終判断は医師)
  • - カルテ要約(事実確認は医師)
  • - 患者への説明文の下書き(医師の確認後に交付)

AI が単独で診断や処方を行うことは認められません。患者向けの一般的健康アドバイスでも、診断と誤認される表現は避けます。「医師の診察を受けてください」を必ず添えます。

金融:勧誘・助言は資格者のみ

金融商品取引法・銀行法・保険業法は、金融商品の勧誘・助言を資格者の独占業務としています。AI は次のように使えます。

  • - 一般的な商品説明(リスク・手数料)
  • - 顧客向け説明文の下書き(コンプライアンスチェック後に発信)
  • - 内部資料の要約・分析

AI が個別顧客に「この商品を買うべき」と勧めることは違反です。投資助言は登録業者のみ可、保険勧誘は資格者のみ可。AI チャットの応答にも、勧誘とみなされる表現が入らないように制御します。

士業:弁護士法・税理士法・社労士法

法律相談・税務相談・社会保険相談は、それぞれ弁護士・税理士・社労士の独占業務です。AI は次のように使えます。

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