第5話|データ準備 ── 社内 wiki/文書/FAQ/ログを AI が使える形に

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要再確認

公開 2026-05-01

wiki の最終確認日付け、文書の 4 段階分類、FAQ 上位 30 件・社内承認、ログ評価の運用を紹介する。

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「データを準備する」の中身

AI を業務に入れるとき、データ準備の重要性は誰もが口にしますが、実際に何をすればよいかは曖昧なまま進むことが多い領域です。

データ準備の中身を分解すると、次の 4 種類になります。

  1. 1. 社内 wiki(手順・規程・ナレッジ)
  2. 2. 文書(契約書・提案書・議事録)
  3. 3. FAQ(問い合わせと回答のペア)
  4. 4. ログ(業務ログ・操作ログ・問い合わせ履歴)

それぞれ、AI に使わせる前にやるべき下処理が違います。一括で「AI に学習させる」と考えると、品質が低いまま AI に渡してしまい、誤回答の温床を作ります。

社内 wiki の下処理

社内 wiki は、書き手・更新時期・粒度がバラバラなのが普通です。AI に渡す前に最低限の下処理が要ります。

  • - 最終確認日と対応バージョンを各ページに記入
  • - 廃止済みページを別カテゴリに移動(AI の参照対象から外す)
  • - 1 ページ 3000 字を超えるものは分割(粒度を揃える)

ここで欲張らないのが要点です。完璧な構造化は 1 年かかります。AI が使い始めるのに必要なのは、上記 3 点だけです。

文書の取扱い

契約書・提案書・議事録などの文書は、社外秘・機密の度合いがページごとに違います。AI に渡す範囲は、次の優先順で絞ります。

  • - 公開済み文書(自社サイトに既に出ている内容):渡してよい
  • - 社内公開文書(イントラに全社員が読める形で置かれている):許可ツールに限定して渡す
  • - 部署内秘・特定者のみアクセス可:渡さない、または匿名化して渡す
  • - 守秘契約下文書・営業秘密:渡さない

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