日常の「めんどくさい」をAIに丸投げする
調べ物でAIを使うなら、答えをもらう道具ではなく、考え方と探し方を整える道具として使うのが長持ちします。
この回では、子どもの宿題や大人の調べ物でも使えるように、「ヒント」「検索語」「比較の視点」を引き出す10本のプロンプトをまとめます。
この回で扱う10本のプロンプト
- - 正解を出さず、ヒントだけをもらう
- - 検索キーワードの候補を作る
- - 信頼できる情報源の見分け方を整理する
- - 自由研究や調べ学習の構成を作る
- - 発表前のまとめ方を整える
- - 比較表に入れる観点を作る
- - 調べる順番を先に決める
- - 参考資料の種類を挙げる
- - 追加で聞くべき質問に分解する
- - 集めた情報の見分けメモを作る
1. 正解を出さず、ヒントだけをもらう
AIにそのまま答えを聞くと、考える工程が飛びがちです。まずはヒントだけに制限する使い方が基本になります。
そのまま使えるプロンプト
あなたは小学校の教員です。
子どもが以下の【疑問】を持っています。いきなり正解を教えるのではなく、子どもが自分で答えにたどり着けるような「考えるヒント」や「調べ方のコツ」を3つ提示してください。
子ども向けに、平易な言葉で説明してください。
【疑問】
[どうして空は青いの? 月はなんで夜に光るの?]
解説:このプロンプトのポイント
「正解を教えないで」と先に指定するのが重要です。役割を先生にしておくと、語り口もやさしくなります。
AIの回答例
ヒント1:太陽の光にはいろいろな色が入っています。
ヒント2:空気の中を通る時に、広がりやすい色があります。
ヒント3:月は自分で光るのではなく、何かの光を受けています。
ここから先は会員向け:ヒントの出し方を細かく調整する
ここから先では、検索語の出し方、考え直しの促し方、発表の組み立てまで、子どもが自分で進めやすくなる支え方を扱います。会員向け部分では、答えを与えすぎず、でも止まらせない距離感の作り方に重点を置きます。